【キャンベラ11日AAP】 QLD州南部の内陸地域で洪水の復興活動が続く中、連邦政府は同州に19億ドルの援助金を提供した。
同州の町セントジョージを訪問中のギラード首相は、「火曜日の19億ドルの提供で、被災地の復興支援のために復興当局を通じ、これまで総額41億ドルがQLD州政府に手渡されたことになる」として、連邦政府が被災地での資金調達を実現していることを強調した。また首相は、去年夏の自然災害から同州はいまだ復興の最中だとして、「(連邦政府は)洪水による被害を査定し、復興に向けた適切な取り決めを行うのに必要なすべてのことを実施する」と述べた。
一方、セントジョージ周辺に洪水防止用の堤防を永久設置する可能性について、首相は「慎重な検討と研究が必要」な課題だとしながらも、国民党のジョイス上院議員とバロンシャイアのスチュワート市長と共に協議する予定だと述べた。