【シドニー12日AAP】 11日夜から12日未明にかけて、シドニー市中心で未成年13人が泥酔状態などで発見された。警察は地域サービス省に連絡し、今度は同省が家族に指導を行う。
発見されたのは少年9人と少女4人。いずれも14歳から15歳。シドニー市中心のオックスフォード・ストリート、ジョージ・ストリート、さらにはセントラル駅周辺で発見されたが、全員が飲酒または薬物を摂取した状態だったという。警察は、少年らの親に連絡し子ども達を迎えに来るように言ったものの、迎えに来た親は一人としておらず、結局は警察が子ども達をマウント・ドゥルイットやクェーカーズ・ヒルといった郊外の自宅まで連れて行かなければならなかった。
NSW州警察は、「警察はタクシーじゃない。しかし、親が迎えに来ないのであれば我々は子ども達を放置するわけにもいかない」と述べた。また、親の中には子ども達が嘘をついて出かけていたことを知ってショックを受けていた人もいたとしたと話した。また、深夜・早朝にも関わらず連絡がつかない親も複数いたという。