【メルボルン20日AAP】 国内外の拘留所に残された難民の子どもたちの保護を求め、VIC州議事堂で教員数百人が抗議活動を行う。
公立・私立学校の教員らは20日、教室を離れる。団体「難民のための教員」のルーシー・ホナン広報官は、「マナス島とナウルの状況が非常に心配だ」「教員の多くは難民出身の子どもを抱える。教室に影響を及ぼす問題だ」と話した。教員らは、無賃金で学校を離れる許可を学校長から得ているという。
マナス島とナウルの拘留所が閉鎖された後も難民は残り、メルボルンの拘留所には子ども16人が収容されている。教員らは、難民のオーストラリア国内での再定住を求める。
教育省は、「教員の立場を政治的声明に使うべきでない」とコメントした。QLD州でも教員による同様な抗議活動が行われる。