【シドニー15日AAP】 新聞が伝えたところによると、シドニー空港では、離発着する便数が増加傾向にあるため、現在の離発着可能時間の延長及び第2の空港建設が急がれているという。
デイリー・テレグラフ紙の報道では、連邦及びNSW州政府に提出された報告書では、シドニー空港では、現在一時間に平均70便の離発着があるところを85便にまで増やす計画があるとし、これを可能とするには、現行の空港離発着可能時間帯である午前6時から午後11時を延長する必要があるとした。さらに、第2の空港をシドニー西部郊外にあるバッジェリーズ・クリークに早急に建設することも望まれるとしている。
しかし、アルバニーズ連邦交通相は、「最終報告を受けていない。また現政府は、現行の離発着可能時間帯を変更させる予定は全くない」と述べた。同相の選挙区はシドニー空港周辺。