【シドニー17日AAP】 17日、ブリスベンを拠点とする格安航空会社エア・オーストラリア航空が破産管財人を選任し、全便を運航停止したことが明らかになった。この影響で、最大4,000人までの乗客が海外で足止めされているとみられる。
破産管財人の関係者によると、同航空は16日夜、 財政困難のため、タイのプーケットに停留していた航空機に給油を行えず、役員が17日未明1時30分、破産管財人を選任したという。
カンタス航空及びジェットスター航空は、救援策として補足便を運航するとともに、足止めされている乗客にエア・オーストラリアの航空券と同額で航空券を提供すると発表した。