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パースで濃霧、ぜんそく患者は要注意

【パース17日AAP】   1週間近くも濃霧に包み込まれているパースでは、ぜんぞくやアレルギーなど呼吸器系の疾病患者に対して外出を避けるよう、医療機関が注意を呼びかけている。

この濃霧の原因は、WA州南西部で発生した大規模な山火事だ。この山火事は、現在もアルバニーとノースクリフの間で燃え続けている。州環境保護省の話では、すでに3万1000ヘクタール近くが延焼しており、来週初めには、火事の煙が州南海岸部にまで到達すると予想されている。

全豪医師会のデービッド・マウンテンWA州支部長は、ぜんぞくやアレルギーなど呼吸器系の患者に対し、「屋内にとどまり、家のできるだけ多くの部分を(外気から)封じ込め、可能ならフィルターで浄化するエアコンを使用し、ぜんそく管理についてかかりつけの医師に相談する」ように勧告した。

州環境保護省によると、山火事は収束に向かっているものの、いまだ完全には消し止められていないが、生命や建物に対する差し迫った脅威はないという。

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