【ブリスベン19日AAP】 州選挙を来月24日に控え、QLD州では熾烈(しれつ)な選挙戦が展開されている。最新の世論調査では、野党の自由党が優勢との結果が出ており、ブライ州首相率いる労働党が生き残ることができるかに注目が集まっている。
19日、ブライ首相はアシュグローブ選挙区のジョーンズ候補者の応援演説に参加。支援者に対して「苦戦が強いられているのは分かっている。しかしこの戦いはQLD州、州民そして我々の将来のためであり、戦う価値がある」と話した。
最新の世論調査「ギャラクシー」によると、野党自由党と労働党の2党比較では60対40と自由党が優勢との結果が出たが、これに関して首相は「回答者は我々により激しい選挙戦を期待している。さらにこの調査結果をみると、自由党のニューマン党首は党方針などについて州民に対して説明することが強く求められていると思う」と話した。