【シドニー20日AAP】 シドニー南部サザーランド・シアー地域などで、水道局の名をかたって飲料水浄化装置を売りつける詐欺が横行しているとして、NSW州公正取引局が州民に注意をうながしている。
20日に発表された公正取引局の声明によると、こういった詐欺がみられるのは、シドニー、ブルーマウンテン、イラワラといった地域で、「水道水は汚いから」と言いながら浄化装置を売りつけるという。ある女性は700ドルをだまし取られた。
シドニー水道局では、シドニーの水道水の品質は「全国飲料水品質ガイドライン」に準拠しており、消費者がこれ以上浄化させる必要はないとしている。また、水道局員をかたる人物から訪問を受けた際は、写真付き身分証明書を確認するようにと述べた。
こういった浄水器販売に関する電話を受けた人は、シドニー水道局(電話:132092)または警察に通報するように。