政治

「学校助成金は持続性を重視」 首相

【キャンベラ20日AAP】   連邦政府は20日、学校への助成金制度に関する報告書を発表。この報告書では助成金の大幅増額が求められていたことに関してギラード首相は「新制度には持続性が重要」と答えた。

この報告書を作成したのはNSW州大学のデービッド・ゴンスキ総長。2年前に連邦政府の依頼を受け調査を行っていた。報告書では、50億ドルの大幅予算投入の他にも、身体障害を持つ学生数に合わせて各学校への助成金配分を検討すること、さらには学業成績なども助成金額決定の要素に加える新しい全国基準が必要であるとされている。

20日、ギラード首相はキャンベラにてレポーターに対して、「助成金制度案に関しては、長期にわたり持続可能であり、かつ国家予算に影響を及ぼさない必要がある」とし、報告書の内容は連邦及び各州政府にとって厳しいものであることを認めた。

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