【シドニー21日AAP】 愛犬をひざの上に乗せ運転をしていた女優に対する裁判が21日、シドニーで開かれ、罪を認めたものの罰則もなく釈放された。
TVドラマ「マクレオーズ・ドーターズ」などで知られる女優のゾエ・ナイラーさん(34)は昨年9月、ピアモントの路上を運転中に愛犬をひざに乗せて運転していたところを警察に停められた。
21日にダウニング・センター地方裁判所で開かれた裁判で、ナイラーさんは罪を認めたものの、この行為が交通違反であるとは知らなかったと述べた。裁判長は、違反行為があったことは確認したが罰則なしでナイラーさんを釈放とした。
ナイラーさんは裁判後、「この行為が減点3点と罰金350ドルの対象になるとは信じられない。これぐらいのことなら警告だけにして、他の交通違反のために本当の罰則を取っておくべき」と話した。