【アデレード22日AAP】 SA州政府のマーシャル州首相は、イノベーション分野の起業家に対し、3年間の特別ビザを発給する試験事業を導入することを明らかにした。海外から多くの起業家を呼び込みたい考えで、今後4年間で40万ドルを拠出するという。
マーシャル首相は22日、アデレードで開幕した起業家会議「サウススタート」に出席し、「SA州に新しい産業や雇用を創出するため、世界の優秀な起業家を呼び込む新鮮で大胆な政策だ」とアピールし、プログラムを発足した。
プログラムの参加希望者は、ビジネスプランを提出して承認を得る必要がある。SA州政府は多様な業種の起業家を募集しているが、特に国防、宇宙、サイバーセキュリティー、ビッグデータ、農業関連産業、医療、ロボット、映画などをが特に好ましいとしている。