【キャンベラ23日AAP】 日本で薬物犯罪により逮捕されたオーストラリア人の数が、2017年~2018年の一年間で170%以上急増したことが、外務省(DFAT)による最新の報告で明らかになった。また、日本はオーストラリア人が最も多く逮捕および拘留される国のトップ5に初めてランクインした。
報告によると、2017~18年に日本で薬物犯罪で逮捕され、DFATが救援したオーストラリア人の数は19人に上った。また、同時期に中国で同じく薬物犯罪で逮捕されたオーストラリア人の数も19人で、こちらのは一年間で58%増となった。
DFATは、日本で逮捕者が急増していることについて、外国人犯罪に対する取締法の厳格化に加え、観光旅行先として人気が伸びていることが背景にあるとの見方を示している。