【キャンベラ28日AAP】 日本の「格付投資情報センター」(R&I)は、現在のオーストラリア経済に対して最高評価であるトリプルAの格付けをした。スワン連邦財相は、これまでの政府の経済対策が功を奏している証明だとしてこの格付を歓迎した。
R&Iは今回の格付理由について、「天然資源大国であるオーストラリアは今後も安定した経済成長が見込まれるため、急激な不景気に見舞われることはまずあり得ない。また現政府は2012/13年度には現在の経済赤字を黒字に回復させることに強い自信を示しているため」と述べた。
スワン連邦財相は、「オーストラリアの経済基盤は非常に強固であり、世界不況にも対応できる強さを持っている。経済成長は堅調で、かつ失業率は低く、インフレ対策も万全である。」とした。