【ダーウィン24日AAP】 NT準州にあるアボリジニのワラウィ族が牡蠣養殖を始め、ワラウィ族の長老はいつか国内大都市のレストランに牡蠣を卸すのが夢だと語った。
牡蠣養殖場経営は、 職もなく何もしなかったり、本土に出稼ぎに行かなければいけない若い人たちに職を与えたいと思っていたワラウィ族の長老たちのアイデアだという。
NT準州政府がダーウィン水産養殖センターで孵化した牡蠣の卵を提供し、第一次産業資源省の漁業職員たちが設立間もない養殖場で手助けをするという。
ワラウィ族の長老は「 南ゴーバーン島の新鮮な水で育った牡蠣だとレストランのメニューに書いて欲しい」と夢を語り、養殖場経営について「コミュニティー内で雇用と訓練とお金が促進される。若者の将来設計のためにお金を使っていきたい」と述べた。