【シドニー5日AAP】 NSW州各地域で被害が広がる洪水に関して、州政府は新たに9地域を災害指定地域とした。これまでに5000人以上が避難を余儀なくされている。
ギャラチャー州緊急サービス相は5日、新たにヤング、アッパー・ラクラン、ブーロワを含む9地域を災害指定地域に指定した。災害地域は今後さらに増えるものとみられている。「今年に入って既に35の地域が洪水による災害指定地域に指定された」と同相。
NSW州全域で一週間前から降り始めた雨で州各地では洪水が発生しており、州緊急サービスには救助要請が105件、3000件の支援要請があった。2000世帯、およそ5000人が避難を余儀なくされており、遠隔地の2000世帯が孤立状態となっている。