【キャンベラ5日AAP】 先週、無鉛ガソリン価格はこの4カ月で最も高い1リットル当たり1ドル46セントを記録した。経済専門家は、今後2週間で2セント前後上昇することもあり得るとの予想を出した。
全豪ガソリン協会の調査によると、今月4日までの1週間の無鉛ガソリン平均価格は3.1セント上昇の1ドル46セント。これは2011年10月末からで最も高い平均価格だった。全国都心部では1リットル当たり1ドル45.7セント(3.9セント増)、遠隔地では1ドル46.6セント(1.5セント増)だった。
コムセック証券の経済専門家であるジェームス氏によると、オーストラリアの一般的家庭のガソリン代は現在、毎月175ドル。今年初めよりも既に7ドルも上昇しているという。
また同氏によると、ガソリン価格が上昇しているとはいえオーストラリア・ドル高が反映されて価格上昇は幾分抑制されているという。「ドル高でなければ、ガソリン価格は今より1ドル当たり10セントほど高いはずだ」とジェームス氏。