【キャンベラ7日AAP】 最高裁判所は7日、小売大手ウールワースのNSW州スーパーで女性顧客が転落した事故をめぐり、同社の過失を認定し、58万299ドルの損害賠償命令を回復させた。
切断手術を受け、松葉づえをついた同顧客は2004年9月、ウールワースのスーパーで脂っこいフライポテトを踏んで転落したため、重度の脊髄(せきずい)損傷を負ったとし、同社を相手取り、NSW州の地方裁判所で訴訟を起こした。
地方裁判所では、ウールワースの過失を認定し、同損害賠償命令を下した。同社が控訴して勝訴したが、今回の訴訟により、地方裁判所の判決が改めて確定された。