【ケアンズ8日AAP】 QLD州北部カーペンタリア湾地区の奥地で、3日以降行方不明になっていた男性2人(同19)が7日午後、民間救助ヘリを運航するRACQケアフライトの救助隊に救出された。命に別状はなかったという。
2人組は3日、同地区ノーマントンを出発し、ドゥーマジーに向かったが、目的地を40キロ離れた場所で車が泥沼にはまり込んだという。同組の雇用主は6日、行方不明の通報をしたところ、救助ヘリによる捜索活動が開始された。
行方不明になっていた間に、同組は、車のそばで待ち合わせ、救助ヘリから目立つようスペアタイヤを燃やし、たき火をした。また、アイスボックスに残って腐りかけた肉を、オリーブ油とニンニクにつけてスコップの上で焼いて食べ、ぬるいソフトドリンクを飲んだという。