一般

QLD州政府が絶滅危惧種の密猟を捜査

【ブリスベン9日AAP】   オーストラリア放送協会(ABC)は8日、QLD州北端部で絶滅危惧種ジュゴンとウミガメが密猟されているとする生々しい映像を暴露したことを受けて、QLD州政府は9日、同種の密猟をめぐって、捜査を命じたことが明らかになった。

ジュゴンの狩猟は、連邦法の下で禁止されているが、同州北端部の一部も該当する先住民アボリジニの土地所有権が帰属された指定地区において、その所有権を持つアボリジニの部族に限って、日常生活に必要なジュゴンの狩猟を行う権利を許可されている。今回の捜査は、同種を狩猟していたとされる個人が狩猟権を持っていることを確認するものとなる。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら