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豪男性マレーシアで密売、死刑の可能性

【パース9日AAP】   WA州在住の男性がマレーシアで9日、麻薬密売の疑いで正式起訴された。強制的な死刑宣告を受ける可能性がある。

ドミニク・ジュード・クリストファー・バード容疑者(32)は1日、マレーシアの首都クアラルンプールのコーヒーショップで、警察のおとり捜査中に逮捕された。私服警察官に225グラムのメタンフェタミンを密売しようとしたとされている。また、容疑者宅の家宅捜査の結果、より少量の薬物が発見され、マレーシア人の男2人とフィリピン人の女1人も現在拘留されている。

マレーシアの法律では、50グラム以上のメタンフェタミンを所持していると有罪判決を受けた場合には密売人だとみなされ、強制的な死刑宣告が下される。

バード容疑者を弁護する現地在住のオーストラリア人弁護士の話では、容疑者との面会が拒否されており、容疑者の高等裁判所への出廷や正式起訴については、9日の午後遅くまで知らされなかったと述べた。

バード容疑者の次回出廷は5月25日。

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