国際

豪政府、「日本の捕鯨が終焉に一歩」

【キャンベラ10日AAP】   オーストラリアは日本の捕鯨に関し、国際司法裁判所で法的な異議申し立てを行っている。それに対する日本政府の回答が得られたと、連邦政府は発表した。

ロクソン法務長官は、昨年5月に提出したオーストラリアの請願書に対する日本の答弁書には詳細な議論が含まれており、慎重に検討していくと述べた。また、「我々は日本のいわゆる調査捕鯨を含む、すべての商業捕鯨を非難する」という声明を出した。

一方バーク環境相は、南洋での日本の違法捕鯨を止めさせるという目標の達成に一歩近づいたと述べた。

日本は今シーズン、266頭のクジラを捕獲するにとどまり、割り当て数を大幅に下回った。日本政府は悪天候のせいだとしているが、反捕鯨団体「シー・シェパード」は自分たちの妨害作戦の成果だとしている。

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