文化・芸能

豪歌姫をたたえ、オペラシアター改名

【シドニー17日AAP】  ルチアーノ・パバロッティから「今世紀一の声」と賞賛されたオーストラリア人ソプラノ歌手の故ジョーン・サザーランドの功績をたたえ、シドニーのオペラハウス内の「オペラ・シアター」が今年後半から「デイム・ジョーン・サザーランド・オペラ・シアター」と改名される。17日、NSW州のオファレル首相が発表した。

サザーランドは1年以上前、スイスのジュネーブの自宅で死去した。享年83歳だった。オペラ歌手としての生涯を通じ「ラ・ステュペンダ」(イタリア語で「究極の声を持つ女性」の意)の異名を持ち続け、イタリアのベルカント手法とフランスのロマン派オペラ復興の担い手となった。

オファレル首相は、「オペラハウスは、オペラ界のこの伝説的人物の芸能生活で重要な役割を果たしたことから、このような形でデイム・ジョーンをたたえるのは自然なことに思える」と述べた。

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