【キャンベラ28日AAP】 連邦のモリソン首相は、アルゼンチンのブエノスアイレスで30日に開幕するG20サミットで、米国のトランプ大統領と会談する予定がないことが分かった。同首相は首相就任後、トランプ大統領と一対一となる会談を行っていない。
同サミットでトランプ大統領は、日本、トルコ、韓国、ドイツ、アルゼンチン、インド、中国などの首脳と会談する予定となっている。また、ロシアのプーチン大統領との会談については、同国のウクライナを巡る強硬姿勢から、実現しない可能性が出てきた。
モリソン首相の広報担当者は、両国の間に差し迫った問題のないことを上げ、先にパプアニューギニアで米国のペンス副大統領とまとまった会談の時間が取れたとして、「両国関係は良い状態にある」と述べ、首脳会談の必要はないとの見解を示した。