【シドニー28日AAP】 NSW州シドニーの公共交通機関で利用できるチャージ式ICカード、オパールカードの未払い金額の総額が約800万ドルに上ることが、監査当局が発表した最新の報告で明らかになった。
2017~18年の一年間では、残高がマイナスとなるカードの使用が77万6,000人から110万人に急増したほか、未払い額が380万ドルとなったことが分かっている。同報告書によると、NSW州政府は運賃未払いを削減するため、自動改札機の管理業者とシステムの変更を含め検討を進めているという。
一方、公共交通機関の利用者から得られた収益は、2017~18年に約8.3%となる1億1,400万ドル増加した。