【シドニー19日AAP】 1932年3月19日、シドニーのハーバーブリッジが開通した。それから80年、現在ではこのシドニーのシンボルであるブリッジを、平日16万台の車両が行き交う。
開通80周年を祝う行事は18日、ノースシドニーにあるブラッドフィールド・パークで催された。橋は着工から8年で完成。約4000人が作業に関わったという。
NSW州道路・海運サービス(RMS)のウェブサイトにはハーバーブリッジの誕生日を祝うコメントが多数寄せられている。そのうちの一つ、ジューンさんという女性はブリッジが開通した時、生後わずか13日で、父親が彼女を抱いて橋を渡ったという。「多分、当日橋を渡った人の中で一番若かったと思うわ。それ以後、いろんな手段で橋を渡ったけど、10代の時に橋を歩いて渡ってルナパークに行ったことが一番の思い出」と語った。