【ブリスベン29日AAP】 QLD州バッフル・クリーク(Baffle Creek)周辺で山火事が発生し、約一週間が経過するなか、一部の住民たちは警察による避難命令を避けるため、雲隠れしていることが分かった。避難を命じられているのは、バッフル・クリーク近くのキャプテン・クリーク、ウィンフィールドやブロークン・リバーなど。
避難した住民の一人、カレン・スモールモンさんは、警察に見つかれば無理に避難所へ連れていかれると考え、何とか警察から逃れようとしている人たちがいると説明。「彼らは、危険が迫っていると思っておらず、火が迫ってくれば見て分かると思っている」と話した。
また、QLD州のパラシェイ首相や警察、防災当局は、避難命令に応じない人たちにフラストレーションを募らせており、パラシェイ首相は「焼け死ぬ可能性があるという明確なメッセージも、理解していない人たちがいる」と述べた。