【シドニー22日AAP】 大手自動車メーカー・ホールデン社は、政府が同社のオーストラリア製造工場の一斉閉鎖を防止する対策として、2億ドル規模の支援策を発表したことを受けて、オーストラリアで製造を少なくとも2022年まで継続する意向を示した。
これを背景に、同社は、豪ドル高と製造のコスト上昇よって、オーストラリア製造工場が苦境に立たされているため、政府支援を2015年以降確保できない限り、一斉に閉鎖を余儀なくされると訴えてきた。
フェアファックス系紙が伝えるところによると、ギラード首相とホールデンのデベロー取締役社長をはじめとする関係者が22日、キャンベラでホールデンの今後の事業方針について、声明を正式に発表するという。