政治

QLD州選挙 自由国民党が圧勝

【ブリスベン24日AAP】   24日、QLD州では州選挙が行われた。89議席のうち自由国民党が78議席を獲得するという圧勝を収め、与野党が逆転。これまで与党だった労働党にとっては、わずか11議席しか獲得できなかった1974年の選挙以来、最悪の結果となった。

QLD州の新首相となったのは自由国民党のキャンベル・ニューマン党首。アシュグローブ選挙区に属する同氏の当選は、選挙終了後わずか一時間で確定するという異例の早さで、これまで同議席にいた労働党の人気議員、ジョーンズ氏に圧勝した。

自由国民党の圧勝が確定した後、行われた勝利演説でニューマン新首相は、有権者に対して投票してくれたお礼を述べると共に、「勤勉な労働者である皆さんのために精進していきたい」と今後の決意を語った。

一方、惨敗を喫したQLD労働党のアンナ・ブライ党首は、涙をこらえながら「これまでどんな難問にも逃げずに立ち向かい厳しい決断を迫られるようなこともあった。QLD州首相として、常に州民のために努力をしてきた。皆さんに心から感謝の意を伝えたい」と述べ、首相としての自分と労働党が、特に昨年の災害時にみせたリーダーシップを忘れないでほしいと話した。

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