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ナチス関連品オークション 批判対象に

【シドニー1日AAP】   NSW州南東に位置するクイーンビアン近くにあるブレドボという村で、第二次世界大戦時のナチス記念品が地方オークションで出品されていたことで、この地域のユダヤ人団体から批判の声が上がっている。

オークションに出品されていたのは、ヒトラーの肖像画、ナチスのメダル、ヘルメット、宝飾品などだという。

オークションを行ったドン・マホニー社のスポークスマンは、ナチス関連のアイテムは多数の軍用品アイテムの中の少数にすぎないと説明している。「政治家や銀行の支店長、事務弁護士など、多くの人が長年に渡り歴史の一部としてナチス関連のアイテムを収集している」と述べた。

しかし、同州のユダヤ人協会のビック・アルハデフ代表は「ナチスは純然たる悪の存在で、おぞましいもの」だとし「オークションの対象としてどうして人々が売買をするのかを問題視している」と批判をした。

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