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「ジェットスター香港」 設立発表

【メルボルン26日AAP】   オーストラリア国内最大手のカンタス航空は、中国国有航空会社大手の中国東方航空との共同出資で、香港を拠点とする格安航空会社「ジェットスター香港」を設立することを発表した。2013年に就航予定。

ジェットスター航空はカンタス航空系列の格安航空会社で、オーストラリア、ニュージーランドを拠点とする「ジェットスター・エアウェイズ」の他に、シンガポール拠点の「ジェットスター・アジア」、ベトナム拠点の「ジェットスター・パシフィック」、そして今年7月に便就航が予定されている「ジェットスター・ジャパン」がある。

カンタス航空のアラン・ジョイスCEOは26日、香港からインタビューに応え、アジアは世界最大の航空市場であり利益性が最も高いとし、ジェットスター香港の狙いは中国本土や日本、韓国や東南アジアへの乗り入れだと述べた。

中国人の年間旅行者数はおよそ3億人で巨大な観光市場であるが、この数は2015人には4億5000万人にまで増加するとみられている。また、香港の空港はアジア諸国のハブ的存在で、年間およそ4000万人の搭乗客が同空港を利用している。

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