【シドニー2日AAP】 今年半ばにスーパーマーケット大手のコールズとウールワースが使い捨てレジ袋を廃止して以来、およそ15憶枚の袋が削減された。環境への影響は大きい。
当初はスーパーマーケットで一定してレジ袋が廃止されなかったが、導入から3か月後には全国で80%削減となった。全国小売協会(NRA)のデイビッド・スタウト氏は2日、「スーパー大手が率先してレジ袋を廃止したことで、他の小売店も続けば」と期待を示した。
国内で、レジ袋廃止を合法化していないのはNSW州のみ。スタウト氏は、「スーパーマーケットに頼らずに、レジ袋廃止を徹底化するときだ」「事業や環境、消費者やカウンシルにとって、袋の廃止は多くの恩恵をもたらす」と語った。