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M・ニュートン、暴行事件の公判開始

【シドニー27日AAP】   豪テレビ界の大物タレント、バート・ニュートンを父に持ち、自身も俳優であるマシュー・ニュートン(35)がタクシー運転手に対して暴行を働いたとする事件に関する公判が、27日、ノースシドニー地方裁判所で行われた。

この事件は昨年12月4日、シドニー北部クローズ・ネストで、タクシーに乗車していたニュートン被告と運転手のモーセン・カーヤミさん(66)が、8ドルのタクシー・メーターが原因で口論となり、ニュートン被告がカーヤミさんの首や頭部を複数回殴打したとされている。

裁判の中でニュートン被告の弁護人は、被告は、そううつ病や強迫性障害であるため、精神安定剤など複数の薬を服用しており、その副作用が出ていたのは明らかであることを主張した。

また弁護人は、医師によるとニュートンは常に精神的に問題のある状態だとし、同事件についても精神疾患法を適用するよう裁判長に求めた。

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