【シドニー28日AAP】 NSW州には、特定の国民の祝日(くりすます、イースターなど。アンザック・デーは午後から営業可)に小売店舗などが営業を行うことを禁止する祝日営業規制法があるが、このたび同法が改正され、12月26日のボクシング・デーの祝日に営業を許可されることになった。
ボクシング・デーの営業に関しては、伝統的に大手デパートなどは営業を行い年末大売り出しをしているが、小売店では休業としているところが多かった。新法により、小売店も営業可能となるが、休日営業のペナルティ・レートを支払う義務がある。さらに同法律下では、8月の「バンク・ホリデー」(祝日ではない)で銀行が任意で営業できるようになる。NSW州のピアース金融相は、同法改正により州の経済活性化を期待したいとした。