【キャンベラ3日AAP】 保守連合政府と野党労働党は3日夜、移民の手当受給までの待期期間に関する法案を可決させた。
ニュースタートやコンセッションカードなど、移民への給付の待期期間は最大4年となった。フルタイム介護者向けのケアラー・ペイメントや育児休暇、父親とパートナー向けの給付金は2年に、兼業介護者向けのケアラー・アラウアンスおよびファミリータックス・ベネフィットAの待機時間は1年に延長された。片親や、稼ぎ手が1人の移民世帯は該当しない。
グリーンズ(緑の党)のレイチェル・シーワート上院議員は、「次回選挙で勝てば130憶ドルの節減になると睨んで、労働党は政府案を支持した」と批判した。