【メルボルン4日AAP】 VIC州で今年で19回目となる、救急コミュニティ・ヒーロー17人が発表された。8歳の少年と3歳の妹は父親の命を救った。
フェニックス・プール君(8)とウィンター・パゲットちゃん(3)は、父親の様子が普段と異なることに気づいた。フェニックス君は、「お父さんにハグしに行ったら変な感じで、お母さんに電話した」と当時を語った。救急科が自宅に電話し、フェニックス君は救急車が駆け付けるまで父親の状態を報告し続けた。ウィンターちゃんもサポートをした。
オスカー・ヒッキー君(15)と弟のトビー君(13)、リアム・サベージ君(13)は友人をプールの底から引上げ、蘇生活動を施して息を吹き返させた。
州救急局のトニー・ウォーカー責任者は、「世界でも最高レベルの救急隊員を誇るが、医学的な緊急事態は場所や時間を問わず起こりうる」と話した。