【シドニー2日AAP】 南太平洋の国、フィジーの西部地域で発生している大洪水で、カー外相は、約2000人のオーストラリア人がホテルに孤立状態となっていると述べた。同国の洪水では、これまでに4人が死亡、約5000人が避難している。
カー外相は2日、孤立状態にあるオーストラリア人に関して非常に心配しているとし、オーストラリアの高官と連絡を取り、どういった支援が必要かを確認するつもりだと述べた。また、ニュージーランド航空と、カンタス航空の子会社であるエアー・パシフィックは、フィジーからシドニーやブリスベン、オークランド(ニュージーランド)に人々を搬送するべく機材をフィジーに送り込んでいるという。
また同日、カー外相はカンタス航空のジョイスCEOに対してフィジーからオーストラリア人を帰国させるための臨時便の就航を要請。ジョイスCEOは「必要に応じて対応していきたい」として外相の要請を聞き入れた。