【シドニー3日AAP】 オーストラリア連邦準備銀行は、3日に月例の理事会を開催し、政策金利を今月も据え置き4.25%のままとすることを決定した。RBAのスティーブン総裁は「理事会では、4月末に発表される第1四半期のインフラ・データを確認してから政策金利の引き下げを検討する方向で一致した」とした。
これに関してNSW州商工会議所は、炭素税導入まで後100日もなく、国内経済はさらに厳しい状況におかれているにも関わらずRBAや政府からは経済対策がなされていないとして、政策金利据え置き決定に強い懸念を示した。