【シドニー9日AAP】 8日夕方にシドニー各地を襲った豪雨の影響で、約300戸の住宅がいまだ停電を強いられており、同市北部の住宅地では緊急隊員らが復旧作業を続けている。
同日午後6時ごろに発生した豪雨により、ノースタラマラの200戸の退職者専用住宅地では鉄砲水が発生し、数十枚もの窓ガラスが割れた。また、高さ15メートルの巨木などが倒れたため、約6000戸が停電した。
電力会社「オズグリッド」によると、タラマラとアスキスの一部では現在も約300戸が停電しており、作業員を増員して復旧作業を続けるという。また、復旧後には住宅を個別訪問して配電盤の確認を行うとした。