【パース11日AAP】 オーストラリア各州の企業を対象に、今後3ヶ月の間に新規採用を行うかを問う全国調査が実施された。その結果、採鉱ブームのWA州の企業が新規採用に最も自信があることが明らかとなった。
人材斡旋会社のハドソン・グローバル・リソーシズ社が11日発表した「雇用予想報告書」によると、WA州の43.9%の企業が新規採用を予定していると回答。同じく天然資源が豊富なQLD州の37.6%を上回り1位となった。なお、全国平均は21.7%。
ハドソン社のWA州本部長は、同州で新規採用への自信が高い理由として採鉱と資源投資を挙げ、「現在建設中の新規プロジェクトに加え、既存資産も拡張・拡大傾向にあるため」と述べた。また、「これにより、鉱業を支える多様な他産業の役割への需要も増えている」とした。