【キャンベラ5日AAP】 オーストラリア国内で外国政府の影響を受けた上で、外国政府の代理として何らかの役割を果たしている人たちに対し、役割の目的について申告義務を課す新たな法案が5日、議会を通過した。申告により活動目的の透明性を高め、外国政府からの内政干渉を削減したい考え。
登録制度の設置を目指す同法案は、5日に議会を通過。この結果、来年の連邦政府の総選挙前には施行される見通しだ。
新しい自己申告制度は、外国政府がオーストラリアの民主主義社会に介入し、干渉しようとしているという諜報機関の長官による警告に応じ、政府が打ち出したもの。