【キャンベラ11日AAP】 11日午後6時30分直後、インドネシア西部スマトラ島沖のインド洋でマグニチュード(M)8.6の巨大地震が発生し、同国に加え、インド洋を隣接するインド、スリランカ、ミャンマー、タイ、マレーシア、シンガポールで津波警報が発令された。
これを受けて、タイ南部プーケット島をはじめ、アンダマン海に面する観光地では、集団避難が実施された。
ニューサウスウェールズ大学(UNSW)のアジア太平洋津波研究センターによると、今回の地震は、横ずれ断層によるものだとみられており、そのため、大型津波が発生する確率は低いという。