【メルボルン13日AAP】 メルボルンの住宅が、大規模な不正ダウンロードによる映画などの海賊版の生産所として利用されていたことが発覚した。
全豪著作権保護連盟(AFACT)の13日発表によると、警察が同市南部の住宅を強制捜査した結果、映画やテレビ番組などを収録した、合計7万5000点以上の不正DVDを押収した。また、DVD書き込み装置23台をはじめ、30テラバイトのデータを含むポータブルハードドライブ22台、コンピューター6台、未使用のディスク1万枚を押収した。押収品の中には、「戦火の馬」や「ザ・マペッツ」など、オーストラリアではDVDやブルーレイ形式でいまだ販売されていない作品も含まれていた。
同連盟の話では、今回の押収は一般市民からの密告に基づき、警察が強制捜査を行った結果だったとされている。