【シドニー20日AAP】 18日以降の大雨により、シドニーの主な水源ワラガンバ・ダムの貯水量が限界に達し、ドラムゲートが20日午前開門されるとの予測を受けて、シドニー北西部の下流地域を対象に、洪水警報が発令された。
19日夜、ワラガンバ・ダムの貯水量が99.7%にまで上っていたが、2012年3月上旬に14年ぶりに貯水源界に達し、ドラムゲートが開門された後、1週間足らずでまた開門された以降、今回の放水は今年3回目となる。
シドニー北西部のホークスベリー川を渡るノース・リッチモンド橋で水位が20日午後、最大5メートルまで上昇し、小規模の水害が発生すると予測されている。州緊急サービスによると、ノース・リッチモンド橋と同地区のウィンザー橋は閉鎖されないが、ヤラマンディ橋は閉鎖される見込みだという。