【パース27日AAP】 無免許でビザ申請の代行業を営んでいたパースの女が有罪判決を受け、1万2000ドルの罰金を命じられた。移民省では、不正業者への強い戒めとなるだろうとしている。
パシタ・ボインズ容疑者は認定代行業者に成りすまし、ビザ申請での虚偽の陳述や、特定のビザで認められていない職場への人材斡旋などを行ったとして23日、パース簡易裁判所で有罪判決を受けた。同容疑者は2010年11月にも同様の罪で、5万ドルの罰金刑を受けている。今回の犯行では総額10万ドル以上の収益を得ていた。
移民省によると、移民ビザ代行業者に成りすました場合、2年から10年の禁固刑や罰金刑に処せられる可能性があるという。また、虚偽の情報に基づくビザの所有者は、ビザの失効処分を受けることがあるとした。