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CSG会社、河川に液体流出 QLD州

【ブリスベン28日AAP】   QLD州で石炭層ガス(CSG)のプロジェクトに使用された掘削流体が、マレー・ダーリング水系の河川に流出していたことが明らかとなった。

石炭層ガス会社「QGC」の下請け業者が、同州南西部のコンダマイン川の底にパイプラインを通すために掘削作業を行っていた最中に、流出は発生した。これを受けてパウエル州環境相は28日、流出について現在調査中だと発表した。しかし、発生日時や流出量に関しては言及しなかった。

同相の説明では、ボーリング孔から限られた量の液体が染み出したが、砂袋で作られた壁で流出は収まり、流出液は汲み出されたという。また、調査が終了するまで現場での掘削作業は中断されるとし、今後の潜在的な危険の可能性について対応していきたいと述べた。

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