【シドニー30日AAP】 連邦政府は、NSW州など3州のコアラを「絶滅危惧種」指定することを決定した。
今回の決定は「絶滅危惧種科学調査会」の報告を元に検討されたもので、バーク連邦環境相は30日、NSW州とQLD州、そしてACT(首都特別地域)のコアラが全国の絶滅危惧種に含まれるようになると発表した。
これを受けてパーカーNSW州環境相は、同州では1992年に既にコアラを絶滅危惧種指定していると述べ、今回の連邦政府の発表によりNSW州のコアラが正式に国の法律の下で絶滅危惧種に認められてうれしいとした。