【シドニー4日AAP】 ウエストパック銀行は4日、標準変動金利型の住宅ローンの金利を0.37%下げ、7.09%にすると発表した。また、事業ローンも0.50%利下げする。
この決定は、1日にオーストラリア準備銀行が政策金利を意外にも0.50%引き下げると発表したことを受けてのことだ。同行では利下げを14日に実施するとしており、これにより平均30万ドルの住宅ローンの場合、月次返済で年間900ドルの節約となるとする。
同行の下げ率は、四大大手銀行が5月に入って発表した中で2番目に大きい。最大は現在のところ、コモンウェルス銀行が3日発表した0.40%の引き下げで7.01%の金利だ。また、ナショナルオーストラリア銀行も2日に利下げを発表したが、下げ率0.32%で6.99%の金利。一方、ANZ銀行は11日に発表するとしている。