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7千人のHIV患者が未治療のまま

【シドニー4日AAP】   HIVの感染率が薬物療法により95%以上減少する可能性があるにもかかわらず、オーストラリアに住むHIV患者の約30%に当たる約7000人が、いまだ治療を受けずにいることが明らかとなった。

全豪HIV医学協会会長のエドウィーナ・ライト博士によると、研究の結果、HIV感染者を治療することで、非感染者のパートナーへの感染率が96%減少することが分かった。しかし、治療が副作用を引き起こすという誤解から、多くの患者が治療を躊躇しているという。

HIV患者への啓もう活動キャンペーンの開始発表会で同博士は、現代医学の進歩のおかげで、「多くの場合、1日に錠剤1個を服用するだけで大丈夫」だと述べ、患者に対して医師に相談するよう呼びかけた。

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