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レーザー光線照射の悪戯が増加

【シドニー7日AAP】   飛行機の操縦室を狙ったレーザー光線照射の悪戯件数が増加の一途をたどっている。6日にも、シドニー空港の着陸しようとしていた飛行機に向かって何者かがレーザー光線を当てた。犯人は捕まっていない。

同機はボーイング767型機で南方面からシドニー空港に着陸しようとしていたところ、緑色のレーザー光線が機体と操縦室の窓周辺に当てられた。パイロットは着陸前に空港の管制室に報告。光線はポート・ボタニー周辺から放射されたとみられているが犯人の行方は分かっていない。また、7日午前零時45分ごろ、シドニー南部カリンバーにある給油所に向けて何者かが緑のレーザー光線を照射。こちらも犯人は分かっていない。

緑のレーザー光線を放つポインターを無許可で所持することは違法であり、購入も不法に入手するケースがほとんど。専門家はこれまでにもレーザー光線が飛行機のパイロットの操縦に影響を与える危険性を警告している。

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