【キャンベラ9日AAP】 国防省によると、オーストラリア特別部隊と現地反政府軍との銃撃戦により地元の12歳少年がけがをした。
銃撃戦があったのは9日、アフガニスタン・ウルズガン州中心部。オーストラリア軍はアフガニスタン治安部隊と共同作業を行っていたところ反政府軍とみられるグループに出くわし銃撃戦となった。国防省では、少年はどちらの軍の銃弾を受けたのかは不明だとしている。パワー中将によると、けがを負った少年は、オーストラリア軍兵士から救急処置を受けた後、救急隊による治療を受けた。「少年は重傷だが容態は安定していて治療の経過も良い」と同中将。
アフガニスタンにおける紛争で現地の一般人が巻き込まれた際には状況検分が行われるが、国防省では、今回の件も例外なく今後検証が行われるとしている。